宮本健太郎の「なごみたまご」
※たまごのお話しは意外と奥深く、デリケートな要素もあるのでストーリー的にサラーっと(笑)
出会ったのは2年前の初夏(梅雨の中休みだったのかな)。
彼本人がお店にチラシをもってやってきたのがきっかけ。
暑いのに自転車で自ら営業していた。
時を同じくして創作フレンチ料理のお店「アトワタン」の山田シェフから
「美味しい「たまご」があるんです。マジ美味しいので一度食べてみてください」
と勧められたのが、この「なごみたまご」
これは、本物の予感!?
と直ぐに連絡を取り、仕入開始!
鶏舎にも足を運び、見学させてもらう。
当時、鶏舎は今の半分。もう半分は建築中。
まだまだ模索中と言いながらも、そのコンセプトは半端じゃない!
はっきり言って、全国見渡してもここまで徹底したこだわりのたまごはそうそうないだろう!
(って、そんなに詳しくもなく勝手な想像。直感を信じる)
有機朝市などでみかけるたまごは農作物の生産者さんが畑仕事の傍ら、20~30羽(もう少し多い方もいるが)鶏も飼っているもの
これはこれで自然に近い環境で飼われていてたいへんよろしい。
しかし、宮本さんはその鶏を育て、美味しくて安心して食べられるたまごを産ませるのが生業。
『養鶏家』
そう、正に職人なんです!
防腐剤を使わない木造平屋の鶏舎。
風通しの良いつくりで自然光で明るく、最低限の灯り以外、電気仕掛けとなるようなものもない。
下地は土。畑と同じように微生物が住んでいる。
日向ぼっこのできる運動場もあり、飼料のほかに有機のお野菜などのおやつもある。
餌も厳選
この2年間にそのこだわりは更に磨きを上げた!
飼っている鶏は
ごとうもみじ 純国産鶏(卵用鶏の在来種は「ごとうもみじ」「ごとうさくら」の二種と言われています)
ソニア 国産鶏(外来種だけど日本で産まれた鶏だから国産)
飼料は全て非遺伝子組み換えのものに切り替わり
今後の飼料受給についても新たな取り組みをしている。
最近、ちょっとこだわりの品を扱うスーパーとかでも平飼いたまごを目にする。
宮本さんの「なごみたまご」の価格と比べると半額以下。
どうしてこの価格差があるか…
飼料の取引き数が多ければ、資料代は確かに下がる。
ただ、一人で鶏の状態を観察できる範囲は限られる。
飼いやすい鶏を選ぶのも効率に寄与するかもしれない。
片方で、平飼いと言ってもいろんな平飼いがある。
地面がコンクリートのまま(掃除がしやすい)
マンション鶏舎(敷地当たり羽数が増やせる)
これはどちらも効率を優先した養鶏方法
宮本さんのなごみたまごとは雲泥の差。
平飼いたまごにもこういった違いがあることは是非知っておいて欲しい
知ったうえでどちらを選択するかは各自の自由。
ここまでは平飼いのことを話したが、
皆さんがスーパーなどで目にする多く(ほとんど)の「たまご」は
「ケージ(ゲージ)飼い」
このケージ飼いたまごにもピンからキリまである(笑)
鶏舎の中が日の光で歩け、一つのケージに2羽ずつ入れられている
のはとても環境の良いケージ飼いで10個で300円以上。
こんな高いたまご…って感覚ですよね。
ちなみになごみたまごは、1個 100円前後しますが…
※宮本さんとこは有精卵ではありません。
とすると、スーパーのたまごってなんであんなに安いの!?
10個200円は当たり前。10個で100円なんてチラシも…
静岡県では10個30円なんてとこもあるらしい…(驚)
でもね、安けりゃいいってもんじゃないと思うんですよ。
なぜって?!
安いには安い理由がある!
でもこの話は、百聞は一見に如かず!
宮本さんのところでは、お父さんがケージ飼い(ケージの中では良質)をされており、
どちらも見学できちゃうんです。
たまごとり体験もできますよ。
恐らく、現場を見ると↑のことが「なるほど」と理解していただけると思います❣
宮本養鶏場「なごみたまご」さんの農場見学とたまご取り体験に参加してみませんか?https://nagomitamago.net/
かぁやん商店でも販売している
「なごみたまご」
このたまごはそこらの平飼い卵とは育て方もエサも
もちろん味に一番の違いがあります♪
雑味や卵臭さもなく
と~~っても美味しいのです♪
参加費(体験費用)¥2,900/人
(卵とり体験用卵 30個、防護服代金 500円込み)
お子様: 500円/人(小学生以下は必ず保護者同伴)