食と暮らしの歳時記『秋分』

食と暮らしの歳時記


 
四季折々の旬の味覚と年中行事、心身の養生法などをご紹介します。

二十四節気・七十二候、日本に古くから受け継がれてきた月ごとのならわしや行事。それらを旬の食とともに暮らしに取り入れ、愉しむことで情緒豊かな心と健康な身体が育まれることを願います。。
 
家族や友人、ご近所さんとのちょっとしたご挨拶の中の話題などに、また季節を感じる食卓の彩りとなれば幸いです。

 
 

秋分(9月23日〜10月7日頃)

 
秋分とは、春分と同じく昼夜の長さが同じになる日のこと。
これからしだいに日が短くなり、秋が深まっていきます。
 


 

初候

雷乃声を収む(かみなりこえをおさむ)
夕立に伴う雷が鳴らなくなるころ
入道雲から鰯雲へ、秋の空が晴れ渡ります
新暦では、およそ九月二十三日〜九月二十八日ころ

 

【候のことば】

おはぎとぼた餅
秋分の日にお供えするおはぎは、春にはぼた餅と呼ばれる
この二つは同じもの
ただ昔は、秋に収穫したての小豆をそのままつぶあんにしたのがおはぎ、冬を越して固くなった小豆をこしあんにしたのがぼた餅、という違いはあったよう
春の牡丹、秋の萩に見立てて、牡丹餅、御萩と呼びました
 


 

【旬の魚介】

はぜ
大きく育つ秋〜冬が旬のはぜ
秋分のころに型が大きく味がよくなるものを彼岸はぜ、晩秋から初冬にかけて、産卵のため深場に移動したものを落ちはぜと呼ぶ
江戸前天ぷらの代表的なネタ。隅田川や佃島などでは、釣ったはぜをその場で天ぷらにするはぜ舟が行き交います。
 


 

【旬の草花】

彼岸花(ひがんばな)
 


 

【旬の野菜】

松茸(まつたけ)
香りのよさが万葉集にも歌われるほど、古くから愛されてきた松茸
旬は九月半ば〜11月初め
その香りは食欲を誘い、がん予防にも働きかけるとか。
松茸ごはんにする時は炊き上げる直前に松茸を入れます
加熱しすぎると、香りが飛んでしまいます。


 

 


 

次候

蟄虫戸を坏す(すごもりのむしとをとざす)
蒸しが隠れてとをふさぐころ
土の中へ巣ごもりの支度が始まる
新暦では、およそ九月二十八日〜十月二日ごろ

 


 

【候のことば】

中秋の名月
旧暦八月十五日の満月は中秋の名月
ちょうど里芋の収穫時期にあたり、芋名月と呼び、豊作への感謝を込めて芋をお供えするならわしある
 


 
 

【旬の魚介】

さんま
全てが国産天然物と言われる『さんま』
夏〜秋が旬で、塩焼きは絶品
 


 
 

【旬の野菜】

里芋(さといも)
稲作よりも古く、縄文時代後期より以前から日本に入ってきていたという
豊作に感謝する芋煮会などの行事が古来秋に各地で催されていた
 


 
 

 
 

末候

水始めて涸る(みずはじめてかれる)
田から水を抜き、稲刈りに取り掛かるころ
たわわに実った稲穂の収穫の秋真っ只中
新暦では、およそ十月三日~十月七日ころ
 
 

【候のことば】

稲の実り
夏に花を咲かせたのち、実った穂が垂れ下がり、いよいよ稲刈りの時期
実りの早いものを早生、遅いものを晩稲(おくて)、その間のものを中稲(なかて)と呼ぶそう
また、水田で育った稲は水稲、水を張らず畑で育った稲は陸稲(おかば)という


 

【候の魚介】

とらふぐ

 


 
 

 


 

【旬の野菜】

銀杏(ぎんなん)
イチョウの葉が黄色く染まり、丸い実をつける
熟した実が落ちて、特有の匂いがする外皮を除くと固い殻に包まれた果肉が出てくる。それが銀杏。
殻をむいて、塩茹で塩炒り、あるいは茶碗蒸しなどに
旬は九月下旬〜十一月
 


 
 

 
 
 
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食と暮らしの歳時記『白露』

食と暮らしの歳時記


 
四季折々の旬の味覚と年中行事、心身の養生法などをご紹介します。

二十四節気・七十二候、日本に古くから受け継がれてきた月ごとのならわしや行事。それらを旬の食とともに暮らしに取り入れ、愉しむことで情緒豊かな心と健康な身体が育まれることを願います。。
 
家族や友人、ご近所さんとのちょっとしたご挨拶の中の話題などに、また季節を感じる食卓の彩りとなれば幸いです。

 
 

白露(9月8日〜9月22日頃)

 
白露とは、大気が冷えてきて露を結ぶころのこと
ようやく残暑が引いていき、本格的な秋が訪れる
 


 

初候

草露白し(くさのつゆしろし)
草に降りた露が白く光って見えるころ
朝夕の涼しさが、くっきりと際立ってくる
新暦では、およそ九月八日〜九月十二日ころ

 

【候のことば】

重陽の節句(ちょうようのせっく)
九月九日は重陽の節句。菊の節句で、長寿を祈る日
昔は旧暦で数えたので、ちょうど菊の花盛りだったが、新暦ではやや早い感じ
昔は収穫祭の意味合いの濃い行事で、栗の節句とも呼ばれ、栗ご飯などで祝い、感謝を捧げたともいわれる
 


 

【旬の魚介】

島鯵(しまあじ)
刺身も握りも絶品の島鯵
旬は夏から秋。伊豆諸島でよくとれていたことから、島の字がついたとも
また、黄色の縞があり縞鯵とも
食感がよく旨みがしっかりしている
 


 

【旬の草花】

秋の七草
萩、すすき、葛、なでしこ、おみなえし、藤袴、桔梗
いちどきに咲くのではなく、秋が深まりながら花開きていく七種の草花
秋の字が用いられる『萩』は秋の花としてなじみ深いもの
自生できる野山も少なくなり、絶滅の危機にある藤袴や桔梗
大切に繋ぎたいものです


 

 


 

次候

鶺鴒鳴く(せきれいなく)
鶺鴒が鳴きはじめるころ
イサナキとイナサミに男女の交わりを教えたことから、恋教え鳥とも呼ばれる
新暦では、およそ九月十三日〜九月十七日ごろ

 


 

【候のことば】

鶺鴒(せきれい)
チチィ、チチィと鳴く、尾の長い小鳥が鶺鴒の一種、白鶺鴒
鶺鴒は日本書紀にも登場するというからおどろき
尾を振るようすを男女の交わりに見立てたのが、イサナキとイサナミが契りを交わそうとしたとき、その仕方を教えたのが鶺鴒
小鳥の尾を振る動きで神様たちはピンときた?!
 


 
 

【旬の魚介】

あわび
会のご馳走食材、あわび
旬は八月~十月。日本で食べているのはクロアワビ、エゾアワビ、メガイアワビ、マダカアワビ
あわびは巻貝の仲間。二枚あるはずの貝殻が片方ないから、合わぬ身、転じてあわびと名がついたとか。
 


 
 

【旬の果物】

梨(なし)
 


 
 

 
 

末候

玄鳥去る(つばめさる)
つばめが南に帰るころ
春先に訪れた渡り鳥と、しばしの別れ
新暦では、およそ九月十八日~九月二十二日ころ
 
 

【候のことば】

鶏頭(けいとう)
花の名、雄鶏の鶏冠のような真っ赤な花を咲かせることから由来する


 

【候の魚介】

昆布(こんぶ)

 


 
 

 


 

【旬の野菜】

茄子(なす)
秋野菜としての楽しみの一つ
旬は7月~9月、夏にとれるから夏美(なつみ)と呼ばれ、なすび、なすとなったそう

 


 
 

 
 
 
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ミキ講座

🌸かぁやんのミキ講座🌸

日々過ごしている中で、不安や悩みって
当然あると思います。
ダンナさんが理解してくれない
子供が言うこと聞かない
本当の自分がわからない
何かしたいけれど何かがわからない
未来への漠然とした不安
そして体調への不安も…
.
 
私も様々なモヤモヤがありました!
ダンナさん(とぉやん)と
お店を一緒に経営するようになってから
喧嘩が日々絶えず、なんでわかってくれないの!
とブチ切れて、家出もしたことも多々。
理解してもらえないともがく、苦しい日々でした。
がミキに出逢って変わったのです。

『かぁやん商店』は2016年に開店
昔ながらの手づくりの食べ物(味噌、梅干し、漬物)
発酵料理、おむすび講座などの料理教室も開催。

手づくりする大切さ、楽しさ、子供に伝え残すことを
メインに活動しています。

2021年に、かぁやんがミキに出会い
その後、日本発酵ミキマイスター代表の薫先生から
ミキを習ったときの感動は今ではっきり覚えています。涙が止まらなくまさに号泣。
涙の理由がわからなかったのですが
ミキを作りミキを摂り続けることで
自分の変化、家族の変化
一番はパートナーシップが劇的に
良くなっていきました。

私もミキを伝えたい!と
@kaoru_mikimeister
松野薫先生が立ち上げた日本発酵ミキマイスターの
マイスターになるために50時間以上学び
3回奄美へ行って奄美のエネルギーを感じながら
ミキを学びました。

これまでやってきた私の活動の集大成がミキだと実感。ミキを伝えていくことが
私の天職といっても過言ではないと思っています。

🌸かぁやんのミキ講座を受けると
✅腸内環境が整ってやりたいことがやれるようになる
✅周りが思うようにならないことに
  ストレスを感じなくなる
✅自分を満たすことがとても大切だとわかる
✅ミキの作り方だけでなくミキの本質を知ることで
 単なる発酵食ではないと知ることができる
✅ミキが本当の自分と繋がる自家製のたべもの
 腸内環境が整うことで、体調も良く
 ご機嫌でいることができます。
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今では、ネットで簡単に情報がとれるし
オンライン受講も気軽にできますが
やはり直接会って菌の交流もしたいので
あくまでもリアル開催の講座に
こだわっていきたいと思っています。
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一方的に伝えるのではなく
少人数(6~8人)の方とミキを作りながら
想いを分かち合いながら
自分を満たすことを体験してみませんか?
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今、時代が大きく変化する過渡期。
変化というよりもともと日本人が持っている
DNAを思い出すタイミングだと思っています。
ひとりひとりが心の奥底にある
大切なものを思い出すために
本当の自分と繋がるために
ミキを知ってもらいたいのです✨✨
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ミキを知りたい!
講座を受けたい!
ワクワクしたい!
と思った方、心の声に素直になってみては?
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ミキ講座では
◎ミキのお話(腸内環境、女性性についてetc.)
◎ミキの作り方(お米の洗い方も含めて)
◎参加者全員でミキ作り
◎ミキを使ったランチ付き
◎ミキを使ったレシピのご紹介
をお伝えします。

🪷日にち: 月に2回程度
ストーリーで告知します
🪷時間: 10時半~14時
🪷参加費:8000円
  (出張の場合、参加費は異なります)
 (かぁやんのミキづくしランチ
   ミキ400㎖程度のお持ち帰り付き)
🪷持ち物:500ml入る口の広い容器
 (ミキを持ち帰る為ペットボトルや保温水筒は不可)   
  筆記用具 エプロン、ハンドタオル
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定員: 6名前後
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【お申込み方法】
①お名前、よみがな
②希望講座名
③日中連絡がつく電話番号
④Emailアドレス
上記①〜④の内容を以下の方法でご連絡ください。

*かぁやん商店FBページへメッセージ
*Email
📧kaayanshoten@gmail.com
*かぁやん商店 ライン@ 🆔@sda8761w

のちほど受付確認のメールを送らせていただきます。数日たっても返信がない場合、お手数ですが再度お問い合わせください。
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🔴キャンセルポリシー
当日は受講料の全額、前日は50%を申し受けます。材料や資料など準備の都合上、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

🔴匂いのきつい香水や、柔軟剤等のご使用はお控えのうえお越しください。
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『かぁやんちゃんねる』
でも動画をアップしていますので
そちらも是非~✨✨✨✨✨✨
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編集済み · 6日前