食と暮らしの歳時記「小満」

食と暮らしの歳時記


 
四季折々の旬の味覚と年中行事、心身の養生法などをご紹介します。

二十四節気・七十二候、日本に古くから受け継がれてきた月ごとのならわしや行事。それらを旬の食とともに暮らしに取り入れ、愉しむことで情緒豊かな心と健康な身体が育まれることを願います。。
 
家族や友人、ご近所さんとのちょっとしたご挨拶の中の話題などに、また季節を感じる食卓の彩りとなれば幸いです。

 
 

小満(5月21日〜6月4日頃)

 
小満とは
いのちが満ち満ちていくころのこと。
草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びてかがやく季節。
 
恋文とキス
5月23日は五(こい)二(ぶ)三(み)の語呂合わせで、ラブレターの日。
日本で初めてキスシーンが登場した映画「はたちの青春」の封切日(昭和21年(1946年))だから、キスの日でもあるとか。
ラブレターもキスも同じ日、ちょっと複雑かな…。

 

初候

蚕起きて桑を食う(かいこおきてくわをくう)
蚕が、桑の葉をいっぱい食べて育つころ
美しい絹糸となる繭を小さな体で紡ぐ
新暦では、およそ5月21日〜25日ころ

 

【候のことば】

木の葉採り月
 
まゆひとう仏のひざに作る也
            小林一茶


 

【旬の魚介】

鱚(きす)
魚偏に喜ぶと書く鱚は、江戸前天ぷらの代表格として江戸っ子に愛されてきた。旬は晩春から初夏にかけて。白身に脂がのって、握りでも絶品。


 

【旬の野菜】

そらまめ
桜が咲いた二か月後がその地方のそらまめの旬だとか。
というわけで、一番おいしいのは4月~6月。


 

【旬の兆し】

田毎の月
水を張った棚田の上に、ぽっかり浮かぶ月。
なだらかな斜面に段々になって広がる田んぼの一つ一つの水面に映る田毎の月。
 

【旬の行事】

三社祭(さんじゃまつり)
お祭り好きでにぎわう浅草の三社祭は5月の第3金曜日から日曜日までの三日間。はるか昔に浅草寺のご本尊を祀った土師中知(はじのまつち)と、そのご本尊を川からすくい上げた漁師の檜前浜成、武成兄弟の3人が神さまとして三つの神興で担がれます。
 
 

次候

紅花栄う(べにばなさかう)
紅花がいちめんに咲くころ。
化粧の紅がとれる花摘みはちくんととげに刺されながら。
新暦では、およそ5月26日〜30日ごろ

 
候のことば

【五月晴れ】

 
昔は梅雨のことを五月雨と呼んでいた。旧暦の5月に降る雨だから。
この時期のどんよりとした雨雲を五月雲と呼び、雨続きの中の途切れた晴れ間を五月晴れと言ったが、今では新暦の5月のさわやかな晴れを五月晴れと呼んでいる。
 
巣から飛ぶ燕くろし五月晴
           原 石鼎(はら せきてい)


 
 

【旬の魚介】

クルマエビ
初候の鱚と並ぶ、江戸前天ぷらの主役がクルマエビ。
初夏が旬。昔は内湾でアミを引く打たせ網で漁をしたそう。
茹でたクルマエビは江戸で握りが生まれて以来のネタだとか。
 


 
 

【旬の草花】

紅花(べにばな)

 


 
 

【旬の行事】

潮干狩り
 


 
 

末候

麦秋至る(ばくしゅういたる)
麦が熟して収穫するころ
実りの季節を、麦の秋と呼んだ
新暦では、およそ5月31日〜6月4日ころ


 
 

【旬の果物】

びわ
 
桃栗3年、柿8年、びわは早くて13年。
旬は5月~7月初旬。また、びわは大薬王樹と呼ばれ、昔から薬用になってきた。
 


 
 

 
 

【旬の野鳥】

しじゅうから
四十雀と書きます。街中でも見かけられます。


 

【旬の兆し】

麦嵐

刈り取りを待つ麦畑はいちめん黄金色。
麦秋の時期に麦の穂を揺らし、吹き渡っていく風のこと。
麦の秋風ともいう。この頃に降る雨を麦雨と呼ぶ。


 

【旬の日】

路地の日

6月2日を6(ろと)2(じ)で、路地の日。
長野県下諏訪の「路地を歩く会」が路地の良さを見直そうと作った日。歴史のある街には路地がつきもの。表通りからは見えてこない街並みの素顔にふれる古きよき散歩道。
 


 

 
 
かぁやん商店
 
 
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かぁやんといっしょ「梅ぢゃむ&梅味噌づくり」

梅しごとハマっている人は絶対に作りたくなる
梅ぢゃむと梅味噌✨✨
ネットでたくさんレシピもあるので
気軽に作れると思いますが、
く聞くのが「梅ジャムが美味しくなくて。。」です。

案外やりがちなのが
梅酒や梅シロップにした梅で作ったジャム
もったいないから作りたくなりますが
そら美味しくないですよ。。。
梅の美味しいとこエキスに出ちゃってるんですからねえ💦

かぁやんはちゃんとした梅
ですが綺麗な熟した梅は梅干しに
梅干しにはできないいわゆるB品の
熟した梅を使って作ります!

過去に、かぁやんの梅ぢゃむと梅味噌食べた方は
この美味しさわかりますよね💗

梅ぢゃむはパンにはもちろん
ヨーグルトに入れたり
パウンドケーキやマフィンにも♪
甘酸っぱくて梅好きさんは
たまらなく幸せになる保存食です💗
梅味噌は、ごはんのお供に。
冷奴や、蒸し野菜、味噌和えにも最適♪
暑い夏にはこういうサッパリした味噌が合うんです~
梅干し以外の、梅の保存食をかぁやんと一緒に作りましょう~✨
🌸梅は四谷の千枚田の無農薬無化学肥料の梅を使用
四谷の千枚田にある梅畑。
とぉやんが草刈りをしてお世話している
自然栽培の梅を丁寧に手もぎしています

【日程】
6/20(金)10~13時
6/21 (土)10~13時 
【持ち物】  
エプロン、筆記用具、300㏄容器2つ
【募集人数】
各5名
【参加費】 6000円(材料費込み)
*梅ジャムと梅味噌 各250gずつお持ち帰り
試食は、梅ジャムと梅味噌にピッタリの軽食をご用意しますね♪
🔴奄美大島に伝わる伝統発酵飲料“ミキ”もご紹介したいので
ミキとミキの一品もご用意します♪
❖お子さま参加の場合、おひとり500円お願いします

🌸かぁやんの梅しごと🌸
  だいたいの日程はこちらです!
紅梅漬け:5月下旬
梅シロップ:5/31
中・大梅の梅干し:6月中旬
梅味噌、梅ジャム:6月中旬

【お申込み方法】
①お名前、よみがな
②希望講座名と希望日
③日中連絡がつく電話番号
④Emailアドレス
上記①〜④の内容を以下の方法でご連絡ください。
🔹かぁやん商店FBページへメッセージ
🔹Email 📧kaayanshoten@gmail.com
🔹かぁやん商店 ラインアカウント 
     https://lin.ee/zzwfGcU
のちほど受付確認のメッセージを送らせていただきます。数日たっても返信がない場合、お手数ですが再度お問い合わせください。

📌講座・WSへの参加に関してこちらをご覧ください。
https://kaayanshoten.com/rna

🔴キャンセルポリシー
講座日の3日前~50%
前日、当日は100% 申し受けます。
材料や資料など準備の都合上、ご理解のほどよろしくお願いいたします

🔴匂いのきつい香水や、柔軟剤等のご使用はお控えのうえお越しください。

🌸梅の生育具合は非常に微妙なので、万が一入荷次第で講座の変更をさせていただく場合があることを、ご承知くださいますようよろしくお願いいたします。

かぁやんといっしょ「梅シロップ」

夏といえば梅シロップ✨✨
夏には梅シロップで作る梅ジュースがマストな我が家ですが、みなさんも作ったことありますか?
梅シロップがあれば
暑い夏を美味しく楽しく乗り切れますよ~✨✨✨
🌸梅は四谷の千枚田の無農薬無化学肥料の梅を使用
四谷の千枚田にある梅畑。
とぉやんが草刈りをしてお世話している
自然栽培の梅を丁寧に手もぎしています
【日程】
5/31(土)10~12時
【持ち物】  
エプロン、タオル(梅の水分を拭き取ります)、メモ、筆記用具、大きめのボウル、大きめのザル、
3L以上の瓶容器をご持参ください
【募集人数】
6名
子供さんも一緒に参加されるのはOKですがスペースも限られるので、ご相談くださいませ。
※軽食代として子供さんお一人につき500円をお願いします♪
【参加費】 5500円(材料費込み)
(青梅1kg、砂糖など原材料をを含みます)
🌸梅シロップジュース
🍚かぁやんの土鍋ごはん&梅づくし軽食つき
🌈奄美大島の発酵飲料ミキもご紹介したいので、ミキとミキの一品もご用意します✨✨

🌸かぁやんの梅しごと🌸
  だいたいの日程はこちらです!
紅梅漬け:5月下旬
梅シロップ:5/31
中・大梅の梅干し:6月中旬
梅味噌、梅ジャム:6月中旬
【お申込み方法】
①お名前、よみがな
②希望講座名と希望日
③日中連絡がつく電話番号
④Emailアドレス
上記①〜④の内容を以下の方法でご連絡ください。
🔹かぁやん商店FBページへメッセージ
🔹Email 📧kaayanshoten@gmail.com
🔹かぁやん商店 ラインアカウント 
     https://lin.ee/zzwfGcU
のちほど受付確認のメッセージを送らせていただきます。数日たっても返信がない場合、お手数ですが再度お問い合わせください。

📌講座・WSへの参加に関してこちらをご覧ください。
https://kaayanshoten.com/rna

🔴キャンセルポリシー
講座日の3日前~50%
前日、当日は100% 申し受けます。
材料や資料など準備の都合上、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

🔴匂いのきつい香水や、柔軟剤等のご使用はお控えのうえお越しください。

🌸梅の生育具合は非常に微妙なので、万が一入荷次第で講座の変更をさせていただく場合があることを、ご承知くださいますようよろしくお願いいたします。