食と暮らしの歳時記「雨水」

食と暮らしの歳時記


 
四季折々の旬の味覚と年中行事、心身の養生法などをご紹介します。

二十四節気・七十二候、日本に古くから受け継がれてきた月ごとのならわしや行事。それらを旬の食とともに暮らしに取り入れ、愉しむことで情緒豊かな心と健康な身体が育まれることを願います。。
 
家族や友人、ご近所さんとのちょっとしたご挨拶の中の話題などに、また季節を感じる食卓の彩りとなれば幸いです。

 
 

雨水(2月18日〜3月4日頃)

 
雨水(うすい)は二十四節気の第2節目です。
雨水とは、降る雪が雨へと変わり、氷が解け出すころのこと。
昔からこの季節は農耕の準備をはじめる目安とされてきました。
 
 

初候

土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)
早春の暖かな雨が降り注ぎ、大地がうるおいめざめるころ
古くは「獺(かわうそ)魚を祭る」という不思議な季節とされていた
新暦では、およそ2月18日〜22日ころ

 

【旬の野菜】

春キャベツ
キャベツの旬は年3回。2月~6月い収穫されるものが「春キャベツ」として出回ります。ビタミンCを多く含むのは12月~4月ごろのものだそう。葉の巻きがゆるくてふわっとしものを選ぶのがよい
 

【旬の魚介】

飛魚(とびうお)

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【旬の行事】

お伊勢参り
季節のよい春に好んで出かけたとか。
 

次候

霞始めて靆く(かすみはじめてたなびく)
春霞がたなびき、山野の情景に趣きが加わるころ
新暦では、およそ2月23日〜27日ごろ

 
候の言葉

【霞と霧(かすみときり)】

 
この庭のいdこに立つも霞かな  高浜虚子
 
 
 

【旬の野菜】

辛子菜
 


 
 

【旬の兆し】

野焼き
 


 
 
 

末候

草木萌え動く(そうもくもえうごく)
しだいにやわらぐ陽光の下、草木が芽吹き出すころ
新暦では、およそ2月28日〜3月4日ころ


 
 
候の言葉

【草木の息吹】

 
ののはな  谷川俊太郎

はなののののはな
はなのななあに
なずななのはな
なもないのばな
 
 

【旬の野菜】

菜花(なばな)
 
 


 
 

【旬の魚介】

蛤(はまぐり)


 
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食と暮らしの歳時記「立春」

食と暮らしの歳時記


 
四季折々の旬の味覚と年中行事、心身の養生法などをご紹介します。

二十四節気・七十二候、日本に古くから受け継がれてきた月ごとのならわしや行事。それらを旬の食とともに暮らしに取り入れ、愉しむことで情緒豊かな心と健康な身体が育まれることを願います。。
 
家族や友人、ご近所さんとのちょっとしたご挨拶の中の話題などに、また季節を感じる食卓の彩りとなれば幸いです。

 
 

立春(2月3日〜2月17日頃)

 
立春(りっしゅん)は二十四節気の第1節目です。
初めて春の兆しが現れてくるころ。この季節から数えて最初に吹く南寄りの強い風を「春一番」といいます。
 

初候

東風凍を解く(とうふうこおりをとく)
温かい春風が吹いて、川や湖の氷が溶けだすころ
旧暦の七十二候ではこの季節から新年がはじまる
新暦では、およそ2月3日〜7日ころ

 

候の言葉

【東風(とうふう)】

 
東風とは春風のこと。
陰陽五行の思想では、春は東を司るから東風と呼ぶそう。
 

【旬の野菜】

蕗の薹(ふきのとう)


 

【旬の魚類】

白魚(しらうお)


 
 

次候

黄鶯睍睆く(うぐいすなく)
春の到来を告げる鶯が、美しい鳴き声を響かせるころ。
かつては、梅の咲く季節「梅花乃芳し(うめのはなかんばし)」とも呼ばれていた
新暦では、およそ2月8日~12日ころ

 
候の言葉

【鶯(うぐいす)】

 
「春告げ鳥」「梅に鶯」「鶯の谷渡り」

 


 
 

【旬の魚類】

鯡(にしん)
「春告げ魚」
 


 
 
 

末候

魚氷に上がる(うおこおりにあがる)

新暦では、およそ2月13日〜17日ころ


 

【旬の野菜】

 
明日葉(あしたば)
伊豆諸島原産の明日葉は「今日摘んでも、明日伸びてくる」ほどの強い生命力で、食材だけでなく薬草でも知られる


 

【旬の野鳥】

 
めじろ
鮮やかな黄緑の羽、目のまわりの白いふちどりが特徴的。

 

 

 
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