食と暮らしの歳時記『秋分』

食と暮らしの歳時記


 
四季折々の旬の味覚と年中行事、心身の養生法などをご紹介します。

二十四節気・七十二候、日本に古くから受け継がれてきた月ごとのならわしや行事。それらを旬の食とともに暮らしに取り入れ、愉しむことで情緒豊かな心と健康な身体が育まれることを願います。。
 
家族や友人、ご近所さんとのちょっとしたご挨拶の中の話題などに、また季節を感じる食卓の彩りとなれば幸いです。

 
 

秋分(9月22日〜10月7日頃)

 
秋分とは、春分と同じく昼夜の長さが同じになる日のこと。
これからしだいに日が短くなり、秋が深まっていきます。
 


 

初候

雷乃声を収む(かみなりこえをおさむ)
夕立に伴う雷が鳴らなくなるころ
入道雲から鰯雲へ、秋の空が晴れ渡ります
新暦では、およそ九月二十二日〜九月二十七日ころ

 

【候のことば】

おはぎとぼた餅
秋分の日にお供えするおはぎは、春にはぼた餅と呼ばれる
この二つは同じもの
ただ昔は、秋に収穫したての小豆をそのままつぶあんにしたのがおはぎ、冬を越して固くなった小豆をこしあんにしたのがぼた餅、という違いはあったよう
春の牡丹、秋の萩に見立てて、牡丹餅、御萩と呼びました
 


 

【旬の魚介】

はぜ
大きく育つ秋〜冬が旬のはぜ
秋分のころに型が大きく味がよくなるものを彼岸はぜ、晩秋から初冬にかけて、産卵のため深場に移動したものを落ちはぜと呼ぶ
江戸前天ぷらの代表的なネタ。隅田川や佃島などでは、釣ったはぜをその場で天ぷらにするはぜ舟が行き交います。
 


 

【旬の草花】

彼岸花(ひがんばな)
 


 

【旬の野菜】

松茸(まつたけ)
香りのよさが万葉集にも歌われるほど、古くから愛されてきた松茸
旬は九月半ば〜11月初め
その香りは食欲を誘い、がん予防にも働きかけるとか。
松茸ごはんにする時は炊き上げる直前に松茸を入れます
加熱しすぎると、香りが飛んでしまいます。


 

 


 

次候

蟄虫戸を坏す(すごもりのむしとをとざす)
蒸しが隠れてとをふさぐころ
土の中へ巣ごもりの支度が始まる
新暦では、およそ九月二十八日〜十月二日ごろ

 


 

【候のことば】

中秋の名月
旧暦八月十五日の満月は中秋の名月
ちょうど里芋の収穫時期にあたり、芋名月と呼び、豊作への感謝を込めて芋をお供えするならわしある
 


 
 

【旬の魚介】

さんま
全てが国産天然物と言われる『さんま』
夏〜秋が旬で、塩焼きは絶品
 


 
 

【旬の野菜】

里芋(さといも)
稲作よりも古く、縄文時代後期より以前から日本に入ってきていたという
豊作に感謝する芋煮会などの行事が古来秋に各地で催されていた
 


 
 

 
 

末候

水始めて涸る(みずはじめてかれる)
田から水を抜き、稲刈りに取り掛かるころ
たわわに実った稲穂の収穫の秋真っ只中
新暦では、およそ十月三日~十月七日ころ
 
 

【候のことば】

稲の実り
夏に花を咲かせたのち、実った穂が垂れ下がり、いよいよ稲刈りの時期
実りの早いものを早生、遅いものを晩稲(おくて)、その間のものを中稲(なかて)と呼ぶそう
また、水田で育った稲は水稲、水を張らず畑で育った稲は陸稲(おかば)という


 

【候の魚介】

とらふぐ

 


 
 

 


 

【旬の野菜】

銀杏(ぎんなん)
イチョウの葉が黄色く染まり、丸い実をつける
熟した実が落ちて、特有の匂いがする外皮を除くと固い殻に包まれた果肉が出てくる。それが銀杏。
殻をむいて、塩茹で塩炒り、あるいは茶碗蒸しなどに
旬は九月下旬〜十一月
 


 
 

 
 
 
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食と暮らしの歳時記「小暑」

食と暮らしの歳時記


 
四季折々の旬の味覚と年中行事、心身の養生法などをご紹介します。

二十四節気・七十二候、日本に古くから受け継がれてきた月ごとのならわしや行事。それらを旬の食とともに暮らしに取り入れ、愉しむことで情緒豊かな心と健康な身体が育まれることを願います。。
 
家族や友人、ご近所さんとのちょっとしたご挨拶の中の話題などに、また季節を感じる食卓の彩りとなれば幸いです。

 
 

小暑(7月6日〜7月21日頃)

 
小暑とは、梅雨が明けて本格的に夏になるころのこと
この小暑から立秋になるまでが、暑中見舞いの時期
 
 

初候

温風至る
夏の風が、熱気を運んでくるころ
梅雨明けごろに吹く風を、白南風(しろはえ)と呼ぶそう
新暦では、およそ7月6日〜11日ころ

 

【候のことば】

七夕
 


 

【旬の野菜】

ゴーヤー、へちまなど夏バテに負けない野菜
初夏、桐は淡い紫の花を梢にたくさん咲かせます
 


 

【旬の魚介】

こち
夏を代表する昔ながらの高級魚
淡白で上品な甘煮のある白身は握りでも美味
必ず夫婦一緒にいる魚だそう
一匹釣れると必ずもう一匹釣れるとか
こちの夫婦仲にあやかって、七夕の献立にいいかもね


 

 

次候

蓮始めて開く
蓮の花が咲き始めるころ
夜明けとともに水面に花を咲かせる
新暦では、およそ7月12日〜7月16日ごろ

 


 

【候のことば】

古代蓮
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
清らかな姿が古来人を惹きつけてきた蓮
土の中で長い歳月、発芽する力を保つ
 


 
 

【旬の野菜】

とうもろこし
茹でたとうもろこしが食卓にのぼるとあざやかな黄色の実に夏の訪れを感じる
旬は6月~9月。焼きとうもろこしの香ばしさ、かぶりついた時の瑞々しさは夏の味
 


  

 


  

 


  

末候

鷹乃学を習う(たかわざをならう)
鷹のひなが飛び方を覚えるころ
巣立ちし、獲物を捕らえ、一人前になっていく
新暦では、およそ7月17日~21日ころ
 


 

【候のことば】

土用入り(どよういり)
夏の土用は、立秋前の18日間のことで、七月二十日ころに土用入りする
その土用の時期にある丑の日が、土用の丑の日。暑い盛りで夏バテしないように、うなぎをはじめ、土用しじみ、土用餅、土用卵など精のつくものを食べる習慣が生まれた
 


 
 

【旬の魚介】

うなぎ
 
夏のご馳走といえば、うなぎの蒲焼
ビタミンAやDが豊富でビタミンAは一串に大人3日分の栄養が詰まっているとか
夏やせによいと万葉集に登場するほど、昔から精のつく魚とされてきました
 


 

【旬の野菜】

モロヘイヤ
夏のネバネバ野菜としてすっかり定着したモロヘイヤ
旬は真夏。ビタミンもミネラルもたくさん詰まっていて、外食がちな時に食べると、栄養バランスを整えてくれます
 


 
 

【旬の野鳥】

ハチクマ
 


 

 


 
 
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「そう体堂」家族のための整体&パーソナアルセッション

かぁやん商店にて『そう体堂』の小池翼先生を豊明よりお招きして勉強会とパーソナルセッションを開催します!
https://soutaidou.jimdofree.com/
日時:2024.8.1 木曜   10~12時
場所:かぁやん商店
参加費:3200円
定員:8名

☆講座の主旨:
家族のため、自分のために、大切な体を自分でケアしていきたいという方に、暮らしの中で活かせる必要な知識と実技をお伝えする整体講座です。
野口整体の考え方、体のつくり方を元にしております。
実際の講座内容:
季節の移ろいに順じた体の変化、体の傾向とその症状について。
ご自身やご家族の体調が思わしくない時にすぐに病院へ行くという選択だけでなく、ご家庭で出来る「お手当て(愉気)」があります。
その事により症状が改善するという事実に気がつく事は生活のゆとりへとつながります。
病院で処方される薬や治療方法に疑問や不安がある方に対して、大切なご家族の健康づくりに繋がる内容でお伝えしています。
特別な道具は必要なく、ご家庭でもどこでもすぐに実践できる内容です。
講座終了後、生活に取り入れてもらえるきっかけを持ち帰っていただけたらなという思いでお伝えしております。

🌈パーソナルセッション
「自分らしく心地よく美しいからだとこころになるお手伝い。」
料金:一回/6000円(施術とお話)
【予約状況】
12:30- 予約済
13:30- 予約済
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「季節の移ろいを楽しむ心のゆとり」や「心地良い体の状態を感じ取る感覚」が大切になります。
その為には、深い呼吸と弾力のある体が必要であり、その為の施術を行っております。
そう体堂での施術は、「野口整体」と「アナトミー・トレイン」という2つの施術体系を元に、体の傾向や、背骨の弾力(しなやかさ)、呼吸の状態に着目し、お一人おひとりの体に適した施術を行っております。
根本的な症状の改善を目指しています。
優しく触れる感じの心地のよい施術です。
乳児や小さなお子さん、妊娠されている方でも安心して施術を受けられるように、ご症状や体の状態に合わせて安全な施術を行っております。
尚、施術を通して、個々の体に合わせた簡単な方法についても説明しております。
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講座、パーソナルセッションともに
申し込みはこちらから
【お申込み方法】
①お名前 (よみがな)
②希望講座名 お日にち
③日中連絡がつく電話番号
④Emailアドレス
上記①〜④の内容を以下の方法でご連絡ください。
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*Email
   📧kaayanshoten@gmail.com
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のちほど受付確認のメールを送らせていただきます。数日たっても返信がない場合、お手数ですが再度お問い合わせください。

🔵小池 翼(コイケ ツバサ)
1981年生まれ。
自己調律トレーナー
柔道整復師
柔道整復師専科教員
保育士
長野県諏訪郡富士見町出身。3児(2男1女)の父。
実家は、代々農業を営んでおり、幼少期より山に囲まれた田畑で農作業を手伝いながら、自然の壮大さと厳しさを肌で感じて過ごす。
高校卒業後、スポーツ選手をサポートする仕事を志し、柔道整復師の国家資格を取得する。整形外科や接骨院での勤務の傍ら、様々なスポーツ現場で臨床経験を積む。
2005年、メージャーリーグ・インターシップ制度に参加し、某メジャー球団でのトレーナー研修を経験。
その後、柔道整復師養成校の教員や児童発達支援事業所、保育園での仕事に携わり、老若男女様々な方の怪我や体調不良と向き合う。
様々な治療技術を学び、実践する中で「人は、自ら治る力を持ち合わせている」という野口整体の身体づくりに感銘を受け、四季の移ろいに合わせた心地よい身体づくり、心に安らぎのある暮らしづくりを支えていきたいと想い、2019年「そう体堂」開業。
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🌈かぁやん家族が初回に施術してもらった記事はこちら
https://www.facebook.com/chie.zou.9/posts/10205621987825127?sfnsw=cl
🌈母を連れていったときの記事はこちら
https://www.facebook.com/chie.zou.9/posts/10205752771494637?sfnsw=cl
🌈4回目の施術の記事はこちら
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